ラジウムとは

放射線とがんの関係〜放射線が、がんを治す?!〜

 低線量放射線が人体によい影響を及ぼすのは活性酸素を抑制する機能が高まるためと考えられています。
体内で発生した活性酸素は、DNAを傷つけ、がんなど様々な病気や老化の原因を作っています。
低線量放射線は、細胞内の水をイオン化させて一時的に大量の活性酸素を発生させます。
そして人間の体に元来備わっている抗酸化作用を持つ酵素を活性化させます。
その持続効果によって結果として体に悪い活性酸素を抑制し、免疫力をアップさせるのです。

ホルミシス療法

 ホルミシスとはギリシャ語で「刺激する」の意。
岩盤浴のような施設などで、低線量の放射線を全身に、かつ継続的に浴びる療法。
体に害のない程度の放射線を全身に浴びて、がん、アトピー、アレルギーなどの病気を克服する方法。
多量は有害でも少量は生体にプラスの刺激を与え、生理学的に有益な効果を与えますが、微量の放射能を浴びた細胞がよくなろうとして活性化することで、自ら治そうとする力が働くと考えられています。漢方薬に似た効果とされます。
ただし、世界の大学で研究中であっても、結論は出ていないため、まだ、民間療法の範囲です。
注意したいのが、「放射線療法」とは違うということです。
「放射線治療」は、腫瘍のある部位を狙って高線量の放射線を照射して焼き殺す方法で、「三大療法」のひとつとされています。
他には、外科療法と化学療法(抗がん剤)があります。

ホルミシス療法として期待される放射能泉の効能